肌が表情を覚える

こんにちは。

第一段階では、表情のクセによって同じ場所に何度も折りジワがつくこと、第二段階では筋肉の膨らみによる高低差によってその部分が目立ち始めることをお話ししました。

本日は、「ささいな表情のクセが『刻みジワ』になるまで」の第三段階について考えてみます👓

第三段階:肌が表情を覚え始める

第三段階は、表情を戻してもしばらく線が消えない、あるいは真顔でも跡が残る状態です。

この段階で注目したいのが「光老化(フォトエイジング)」です。フォトエイジングは、1986年にAlbert M. Kligmanによって提唱された、紫外線による皮膚の老化を表す概念です。肌老化の大部分は、長年浴び続けた紫外線の影響によるものだと考えられています。

皮膚は本来、折り曲げられても元に戻る性質を持っています。しかし、長年にわたって紫外線を浴び続けることで、フォトエイジングによるダメージが少しずつ蓄積します。すると、皮膚の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンが変性し、回復力、つまり「元に戻る力」が低下していきます。皮膚が弱ることで、繰り返し生じる表情の名残が肌に刻まれるのです。

ここでもやはり、ボトックスは有用な選択肢となります。シワを生み出す筋肉の動きを弱めることで、新たな折りジワが刻まれるのを抑えることが期待できます。

しかし、この段階ではそれだけで十分な改善を感じられないことも少なくありません。なぜなら、問題は筋肉の動きだけでなく、フォトエイジングによって低下した皮膚そのものの回復力にもあるからです。

そこで注目されるのが、肌の再構築を促すことを目的とした治療です。美容医療には、熱エネルギーや微細な針による刺激を利用してコラーゲン生成をサポートする治療があります。こうした治療を定期的に取り入れることで、シワへのアプローチだけでなく、肌全体のハリや質感の維持、いわゆるアンチエイジングにもつながることが期待されます🍀

いかがでしたでしょうか。特別なことを一度だけ頑張るよりも、実は、日々の小さな積み重ねが将来の肌の差につながります。美容医療のサポートを入れながら、身近なケアも一緒に見直してみませんか。